アレルギー科
パッチテスト
アレルギー性接触皮膚炎(かぶれ)の原因となる物質を確定するために有用な検査方法です。原因として疑わしい物質を専用絆創膏に塗って皮膚に貼り付け、2日後、3日後、7日後に判定を行います。難治な手湿疹、仕事で特殊なものに触れることがあり難治になっている方には一度、原因検索のために検査を受けられる方もおられます。
プリックテスト
プリックテストとは、即時型アレルギーの原因を調べる検査です。食物や薬剤などによるアナフィラキシーや蕁麻疹などの原因検索として行っています。原因として疑われる物質の液体を皮膚に落とし、皮膚を出血しない程度に引っ掻き15分後に判定します。本検査法はすべての年齢の患者さんに行えますので乳幼児に行うことも可能です。実際にアレルギーがあってもテストで陰性である場合(偽陰性)や、逆にアレルギーがないのにテストで陽性にでる場合(偽陽性)もあるため、症状と不一致である場合は、総合的な判断が必要になります。