開口部皮膚炎とは
口、目のまわりの赤み・ブツブツが気になる方へ
口と目のまわりに赤みや小さなブツブツが繰り返しできる場合、「ニキビかな?」と思われる方も少なくありません。しかし、口のまわりを中心に赤みや小さな丘疹(きゅうしん)、膿疱(のうほう)などがみられる場合には、開口部皮膚炎(かいこうぶひふえん)の可能性があります。
開口部皮膚炎は、口、目の周囲を中心として赤みやブツブツ、ヒリヒリ感などが生じる皮膚炎です。女性に比較的多くみられますが、男性や小児にも生じることがあります。開口部皮膚炎=口囲皮膚炎+眼囲皮膚炎ととらえて、口囲皮膚炎の進展しているタイプです。
開口部皮膚炎の症状
代表的な症状は、以下のようなものです。
●口・目のまわりの赤み
●小さな赤いブツブツ
●小さな膿をもったブツブツ
●ヒリヒリする、熱っぽい感じ
●乾燥や皮むけ
●かゆみ
●繰り返し症状が出る
なぜ開口部皮膚炎になるのでしょうか?
開口部皮膚炎の原因は一つではなく、複数の要因が関係すると考えられています。
特に注意したいのが、顔へのステロイド、プロトピック、コレクチム、モイゼルト軟膏外用薬の使用です。
ステロイド外用薬を顔に長期間使用した後に、口のまわりの赤みやブツブツが出てきた場合には、口囲皮膚炎や開口部皮膚炎疑います。
開口部皮膚炎の治療
治療では、症状を抑えるだけでなく、症状を悪化させている可能性のある要因を見直すことが重要です。
特にステロイド外用薬を使用している場合には、使用期間や強さ、塗っている部位などを確認し、医師の判断で適切な対応を行います。
点眼のステロイド点眼剤なども悪化させるので、注意が必要です。



