「うおのめ」と「たこ」
鶏眼・胼胝
足の裏の症状で、うおのめとタコの違いを質問されることがあります。
うおのめは鶏眼(けいがん)、タコは胼胝(べんち)とそれぞれ呼びます。
一定の部位に慢性的な刺激が加わるとその角層に変化が出て生じます。
生活習慣、足に合わない靴、職業、姿勢などが誘引となり角層の変化が生じて発症します。
わかり易い例としては、鉛筆を力強く持つくせがある人は”ペンだこ”ができますし、鉄棒をすると手に”まめ”ができますが、これがたこ(胼胝)の状態で、角層が厚くなった状態です。
一方でその角層が厚くなるだけでなく、一部が皮膚の深い部分に向かって芯を形成したものがうおのめ(鶏眼)です。
その芯が皮膚の神経を圧迫するため痛みを生じます。