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酒さ(赤ら顔)の原因・病態(兵庫県神戸市・皮膚科・大阪・京都)(酒さ様皮膚炎)

酒さ・酒さ様皮膚炎

酒さ様皮膚炎は皮膚科医の誤診などの不適切な外用薬(ステロイド・プロトピック軟膏)で起こりますが、

酒さの原因ははっきりしていません。しかしながら、大阪・神戸・京都から来院される患者さんから、その質問を受けることがあります。

いわれているのが、Toll様受容体2が過剰に発現しているため環境因子により活性化されやすく(敏感肌),その結果,抗菌ペプチドであるカセリシジン産生増強とカリクレイン5によるLL37を主とする活性ペプチドの産生亢進が血管拡張や炎症をもたらすという仮説がありますが、これは、専門的すぎてわかりにくいです。

なので、くだいて説明となると、従来,『体質的要因』とされてきたことが最近『自然免疫』で説明されるようになり,皮膚に備わっているセンサー(感知器)が強すぎると,熱や紫外線で血管が広がりやすくなり,ほてり感が消えなくなるという感じでしょうか。