酒さのレーザー治療(論文紹介・エビデンス)
酒さ(レーザ―治療)
酒さの治療について海外からガイドラインがでています。
JEADV 2017, 31 1775-1791 の論文にSwiss S1guidelineとして治療法について紹介があります。
海外の専門家のレーザー治療のエビデンス紹介になります。
レーザー治療3つを紹介されており、Intens Pulsed Light(IPL)は光治療になり、Pulsed Dye Laser(PDL)はVビームのようなレーザー治療、Nd-YAGはYAGレーザーになります。上図のようにIPL治療はエビデンスレベルA,PDLとYAGレーザーはエビデンスレベルBになります。(エビデンスAの方がBよりも効果が高いという意味ではありません)
Intens Pulsed Light(IPL)治療はエビデンスレベルの高い治療法であります。
レーザー治療についてこの論文に記載がありますが、At present pulsed dye laser(PDL) and IPL are typically used.IPL has with a larger spot size and fewer side-effects some advantages over PDL(現在、パルス色素レーザー(PDL)とIPL(光治療)が一般的に使用されています。IPLは、スポットサイズが大きく、副作用が少ないため、PDL(Vビーム)に比べていくつかの利点があるとコメントされています。
日本では酒さにはVビーム一択みたいになっていますが、海外などの専門家の意見は異なるようです。