眼型酒さ(Ocular Rosacea) リッドハイジーン
眼型酒さ
酒さの方を診察していますと、目の症状も伴なっておられる方もおられます。
顔面の酒さを伴いますが酒さの重症度と相関しません。眼型酒さの症状としては、乾燥、まぶたの炎症、結膜炎、虹彩炎、強膜炎、角膜炎、麦粒腫、霰粒腫などのものもらいとよばれるもの、またはその組合せがあり、それらにより眼のかゆみ、眼の中に何かがある感覚(異物感)、発赤、腫れ、結膜の充血、を生じます。
眼型酒さの症状のために眼科を受診しても、「眼型酒さ」の認知度が低く診断する眼科医はほぼおらず、対症療法をされていることが多いです。眼型酒さの治療としてガイドラインに記載があるものに、「リッドハイジーン」(眼瞼洗浄)があります。
当院でもリッドハイジーンについて説明をしていますが、LIME研究会からネットでもやり方が詳細にあげられています。アイシャンプーやマイボシャンプー(当院で購入可能)などを購入していただき、実践して頂いております。
また、眼型酒さの治療に目のIPLも選択肢としてあります。近隣の眼科でされていますので、希望があればご紹介します。
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