(大阪・京都)プロトピック軟膏によるリバウンド現象(酒さ・酒さ様皮膚炎)(神戸市中央区・皮膚科)(ステロイド)
プロトピック軟膏
神戸や大阪・京都の皮膚科で、「酒さ」にプロトピック軟膏を処方され、「酒さ様皮膚炎」になられている方を多く拝見します。
私は、酒さにプロトピック軟膏を処方した経験がないので、地域差なのでしょうか、この処方をされる皮膚科医に驚いております。
プロトピック軟膏による酒さ様皮膚炎になる方はほぼ、リバウンド現象を経験されています。その特徴ですが、
①プロトピック軟膏を外用すると、一旦は落ち着く(抗炎症作用によるものです)。
②プロトピック軟膏の外用をやめると、数日で赤みの症状が悪化し、使用前より悪化する。
③長い間、プロトピック軟膏を使用していると、ニキビのようなブツブツ(丘疹)が増えてくる。
④処方された医師にプロトピック軟膏の副作用では?と質問しても、答えは、そのようなことは起きないので、更に塗り続けるように説明を受けた。
⑤かゆみが出現し、顔、目などが腫れる方がおられる。
だいたい、このような経過の方が多いです。リバウンドはステロイド外用剤が有名ですが、プロトピック軟膏でも不適切な医師の使用により生じます。
当院にこられた時点でかなり悪化した状態の方も多く、信用していた主治医に裏切られた気持ちになり、悔しい思いをされる患者様も多いです。