酒さ・酒さ様皮膚炎の講演
酒さ・酒さ様皮膚炎
先日、岡山県の皮膚科の先生方向けに酒さ・酒さ様皮膚炎の75分の講演を行ってきました。昨年の年末から座長の藤本先生から講演依頼を受け、講演の流れを考えながらプレゼンテーションの準備を行ってきました。
講演の演者として推薦してくださったのが岡山県で開業されている藤本先生でした。藤本先生は私が医師になって川崎医大の皮膚科に入局したときの、当時の部長(教授)で酒さ・酒さ様皮膚炎診療を指導してくださった先生です。当時(20年前)川崎医大には藤本先生の酒さの診療を求めて県外から多くの患者さんが来院されており診療を近くでみせさていただきました。当時では珍しく院内製剤でメトロニダゾールを調合し、処方して治療にあたっておりました。
やや時間の長い講演でしたが、日ごろの診療で感じることなどについて講演をさせて頂きました。
会の終了時に、藤本先生から酒さの知識を広めて酒さ様皮膚炎ができないようにと言われたのが印象的でした。