ミチーガ(アトピー性皮膚炎治療薬)
ミチーガ
神戸のはやし皮ふ科クリニックでは、アトピー性皮膚炎の最新治療薬 「ミチーガ®(ネモリズマブ)」による注射治療を行っています。 ミチーガは、アトピー性皮膚炎の強いかゆみや炎症を抑える新しいタイプの生物学的製剤で、 従来の外用薬や内服薬で十分な効果が得られなかった方に、新たな治療の選択肢を提供します。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能の低下と慢性的な炎症が原因で、 強いかゆみに悩まされることが多い疾患です。 その「かゆみ」を引き起こす主な原因のひとつが、IL-31(アイエル31)という炎症性サイトカインです。 ミチーガはこのIL-31の働きをブロックすることで、かゆみを根本から抑え、皮膚炎の悪循環を改善します。 治療は2週間に1回の皮下注射で行い、医師が状態を確認しながら安全に実施します。 外用薬(ステロイド・タクロリムスなど)や保湿治療と併用することで、 より高い治療効果が期待できます。 臨床試験では、かゆみ・炎症の軽減だけでなく、睡眠の質や生活の質(QOL)の改善も報告されています。

