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エクロックゲル作用機序・効果(神戸・皮膚科)

多汗症

寒いこの時期ですが、当院でもエクロックゲルの処方をすでに行っており、実際に患者様にもご使用いただいております。多くの方は今までにも市販の制汗剤を使っている経験のある方が大多数ですが、今までの外用剤と比べても効果が高いという声をいただきます。エクロックゲルは今までの外用剤と異なる作用機序をもっているのもひとつかもしれません。

多汗症の原因となる汗はエクリン汗腺から分泌されます。エクリン汗腺は交感神経により調節されており、アセチルコリンがエクリン汗腺のムスカリン受容体サブタイプ3(M3)を刺激することにより発汗を誘発すると考えられています。エクロックゲル5%の有効成分であるソフピロニウム臭化物は、M3を介したコリン作動性反応を阻害し、発汗を抑制します。