(大阪・京都)酒さ・酒さ様皮膚炎?と思ったら(自己診断)(関西・兵庫神戸・姫路・皮膚科)
酒さ・酒さ様皮膚炎
当院には神戸市のみならず関西圏(大阪・奈良・京都・尼崎・和歌山・滋賀など)から、酒さ・酒さ様皮膚炎を自己診断して来院される方が多くおられます。
以前の勤務しておりました川崎医科大学付属病院(岡山県)では、県内の他の病院やクリニックでの治療はメトロニダゾール軟膏をされていますが、関西圏ではメトロニダゾール軟膏による治療をされておらず、プロトピック軟膏やコレクチム軟膏といったアトピー性皮膚炎の治療薬を処方され、悪化する患者が多く、患者さんへの説明もあまりされておらず驚いております。
この病気は特徴的ですので、下記に自己☑チェックリストを参考に当てはまる項目が多いと酒さ・酒さ様皮膚炎の可能性があります。
☑経過が長い(数か月~数年)
☑症状がかゆみよりは”灼熱感”、”ほてり”、”ひりひり”、”違和感”がある。
☑症状の日内変動がある(入浴後、緊張する場面、温暖差、温熱器具、アルコール、紫外線などにより悪化する)
☑目のまわりは皮疹(赤み)が避けている(パンダみたいになっている)
☑両側の頬が一番症状が強い
☑ステロイド外用剤、プロトピック(タクロリムス)軟膏、コレクチム軟膏、モイゼルト軟膏、ヒルドイド製剤を使っているが効果を実感できない(外用すると一過性に改善するが、中止すると悪化するため外用をやめれない)
☑顔が赤いとまわりから指摘される
☑ニキビのような赤いブツブツが頬にでている